IoT産業におけるGridDB導入事例

GridDBは新しい技術のように思われる方もいるかもしれませんが、すでに数年前からミッションクリティカルなシステムで使用されています。 東芝は2011年にGridDBの開発を開始し、2013年に製品版をリリースしました。それから今日まで、GridDBは、予期しない停止が許されないような多くのIoTアプリケーションや、ミッションクリティカルなシステムなどで使用され続けています。これからいくつかの実例をご紹介します。

 

電力会社

2016年4月に実施された電気小売販売の自由化に対応するため、2015年に日本の電力会社は委託料金計算システムを見直しました。この自由化の結果、スマートメーターの数は3,000から3,000,000に増加しました。 各スマートメーターのデータは30分ごとに収集され、3か月間保存され、約130億レコードと2.6 TBのデータセットが作成されます。 データは5ノードのGridDBクラスタに格納され、課金計算は4ノードのMapReduceクラスタで実行されます。

GridDBを搭載した新しいシステムでは、1日あたり43.2 GBのデータを分析するのにわずか40分しかかからず、従来のシステムと比べて2000倍のパフォーマンス向上を実現しました。 このシステムは、2016年4月から現在まで問題なく稼動しています。

 

産業用コンプレッサー用 グローバル遠隔通信サービス

ある鉄鋼製造装置大手は、世界規模のコンプレッサ管理システムにデータを格納するためにGridDBを採用しました。このシステムではGridDBをコアIoTデータベースとして組み込むことで、世界中のコンプレッサーからデータを収集、格納、分析、可視化するクラウドサービスを提供しています。 このプラットフォームを使用することで、お客様に対しても世界共通の包括的なサポートおよび保守パッケージを提供することが可能となりました。

製造現場で収集されたデータは爆発的に増加し続けるため、拡張性が高く、高性能なアーキテクチャが必要となります。

 

クラウドベースの建物エネルギーマネジメントシステム

建物のエネルギー管理システム(BEMS)は、建物のエネルギー需要を監視および制御するための最新で優れた方法です。 BEMSにより住宅用、商業用ビルに備わる暖房、換気、空調(HVAC)、照明、セキュリティなど多種多様なものを制御、監視することができます。

 

東芝は2015年からBEMSサービスを提供しており、現在までにGridDBを使用して数百の建物から収集された2TB を超えるデータを格納しています。このシステムでは毎秒1,000件のレコードが処理されますが、GridDBは一度も問題を起こすことなく、必要なパフォーマンスを提供し続けています。

 

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