TQLの例 (GridDBクエリ言語)

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TQLとは?

TQLは、GridDBで使用されるクエリ言語です。 SQLに非常に似ていますが、いくつかの大きなな違いがあります。 このブログ記事では、クエリステートメントの基本構造と、返される結果を変更するためのいくつかの方法について説明します。 最初に、最も単純なTQLクエリを見てみましょう。

select *

SQLとは異なり、テーブルやコンテナは指定されません。 これは、クエリが特定のコンテナ、コレクションオブジェクトに対して実行されるためです。 集計クエリを実行していない限り、個々の列を指定することはできません。 集約の詳細については、ブログ記事「GridDBの集計関数」をご覧ください。

条件演算子

SQLと同様に、where演算子、andnotorおよび括弧は、特定の条件セットを満たす取得データを選択するために使用されます。

select * where temperature > 25.0 and (dayofweek = "Saturday" or dayofweek = "Sunday")

Date・TIMESTAMP列で条件演算子を使用する場合は、文字列の日付またはUnixエポック値と比較するだけではなく、代わりに組み込み関数を使用する必要があります。

select * where timestamp > TO_TIMESTAMP_MS(1560208106016)

あるいは

select * where timestamp > TIMESTAMP('2019-01-01T18:00:00Z')

ブール値の条件演算子も、SQLの対応する演算子とわずかに異なります。 たとえば、SQLでは、列がTrueまたはFalseに等しいかどうかを確認します。 しかし、TQLでは、

select * where completed

あるいは

select * where not completed

順序

デフォルトでは、GridDBはデータベースに挿入された順序で結果を返します。つまり最も古い結果が最初に返されます。 これを変更するには、order by演算子をascまたはdesc 演算子とともに使用します。 ascまたは昇順は、最初に最低値の結果を返しますが、descは反対に、最高値の結果を最初に返し、次に二番目に高い値の結果を返します。

select * order by timestamp asc

select * order by timestamp desc

制限とオフセット

SQLと同様に、TQLはクエリによって返される行数を制限する制限演算子をサポートしています。

select * limit 100

次の100行をフェッチするために、オフセットを使用します。

select * limit 100 offset 100

マルチクエリでlimitおよびoffsetを使用する場合、指定する数値はコンテナごとに指定する必要があります。

まとめると、次のようになります。

select * where temperature > 20.0 order by timestamp desc limit 100

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