GridDB Standard Edition(SE)のバージョン4.1リリースに続いて、Community Edition(CE)もアップデート され、以前はSEでしか利用できなかったいくつかの新機能がCEでも利用できるようになりました。
オンライン拡張
オンライン拡張では、GridDBクラスタがオンラインのときにGridDBクラスタにノードを追加したり削除したりできます。 この機能により、99.999%のアップタイムを計画することができます。今回の機能追加により、エンタープライズ用途のオプションとしてCEも選択できるようになりました。 詳しくは GridDBの信頼性と堅牢性に関するホワイトペーパーをご覧ください。
地理空間データ型
GridDBのGeometryデータ型を使用すると、インデックスポイント、ラインストリング、ポリゴン、および多面体サーフェスを格納できます。 これらのデータ型の使用方法については、こちらのブログの投稿をご覧ください。
時系列圧縮
時系列コンテナは圧縮することができます。 この機能により、時系列データ要件のサイズを最大30%以上削減できます。 InfluxDBと比較した削減率はこちらでご確認いただけます。
最大列数の増加
GridDBの以前のバージョンでは、コンテナ内の最大列数は1024でした。V4.1では、コンテナの列タイプおよびブロックサイズに応じて、コンテナは最大32000列まで持つことができます。
動的スキーマ変更の改善(列追加)
V4.1では、コンテナへの列の追加が簡単になりました。 以前は新しいコンテナを作成してからデータをコピーする必要がありました。 あるいは、コンテナ内のアプリケーションで複数のデータ型を処理する必要がありましたが、V4.1では列スキーマの最後に列を追加することが可能となりました。 この機能の詳細については近日中にブログ記事を発表する予定です。
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